へべさんぽ〜へべすの歴史を訪ねて〜
どーもこんにちはへべすくんです
今さら感があると思うのですが、
「そもそもへべすって何?」っていう方がいらっしゃると思ったので、へべすについて僕なりにご紹介していきたいと思います
ということで、日向市にあるへべすの石碑を訪ねました
場所はこちら↓
指定した地点
〒883-0034 宮崎県日向市富高3034付近
https://goo.gl/maps/LJahMUXVjGMMxgrW9
石碑をご覧になって、うん?
って思われた方もいると思います
そうなんです。こちらはへべすが昔「サンズ」と呼ばれていた頃に建てられたものなんです。
平兵衛酢(へべすorへべず)と呼ばれていたへべすは、昭和56年に「サンズ」という呼び方に変わりました。
しかし、平成になり、「サンズ」という名称が既に他で使われており、名前を「へべす」に戻しました。
石碑の内容をそのまま紹介します
昔 富高西川内に平兵衛という人がいました。
平兵衛は、江戸時代の天保年間(1830年代)農家に生まれています。そして、先祖から受け継いだ農業を営みながら、代々栽培されてきた柑橘類の育種研究に取り組み、木酢を接木によって増殖し、その苗木を近隣の農家に頒ち与えてきたと言い伝えられています。人々は、そのような平兵衛の奇特さを慕い「平兵衛酢」と名付け、今日まで彼の人と業を称えしのんできました。
本市特産のサンズはもともと平兵衛酢とよばれ、独特の香りと風味の高い酸汁を持っているところから多くの人々に愛用され、古くから当地に栽培されてきました。
昭和56年度宮崎県の果樹新産地育成緊急対策事業の指定を受けたのを契機に、本市の特産物として、全国に販路を拡大するため、現代人の感覚に合う名称を募り、サンズという愛称に改められました。
同時に、黒木三郎、河野城一郎の両氏が中心となって日向市サンズ振興会を組織し、新産地の形成が図られています。
ここに、サンズの原産地であることの証と平兵衛の遺徳を後世に残すため、発祥の地西川内に顕彰碑を建立します。
佐藤忠郎著サンズ由来記より
昭和62年5月吉日建立
ということで、今から32年前に建てられた石碑
裏にはこの当時、役員をされていた方々の名前が記されています。
そして、後ろにはへべすともう一本「そよみず」と呼ばれる木が立っています。
こちらの木は、へべすと対とされている木で、(多分)へべすより数は少なく、地元日向市が発祥とされている柑橘です。へべすとは夫婦(めおと)的な立ち位置の存在とされていると聞いたことがあります。
↓そよみず
石碑の中に出てきた方々についてや、最後に書かれていたサンズ由来記(おそらく平兵衛物語)など次につながるヒントがあったので、これからも深掘りしていきたいと思います!
僕もまだまだ、へべすのことは知らないことだらけ
でも、そんな興味を持てるものが地域にあることってすごくありがたいと思う
江戸時代から受け継いできてくれた人たちもすごいし、そこまで魅力ある柑橘だったへべすもすごい
歴史を紐解いて、また紡いでいく
その過程にへべすくんも少しでも加われたらいいなぁ
今を生きる
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また、次回お会いしましょう!へべべ〜
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